前回の「ラスベガス出張におすすめのレストラン:ステーキハウス編」に続き、
今回はラスベガスのステーキハウスで楽しめる定番アイテムとおすすめメニューをお届けします。
ラスベガスは全米でも世界から美味しいステーキハウスが集結するグルメの街。カジノリゾート内には必ず1店ステーキハウスが入っていますのでざっと数えてもストリップエリアだけでも40店舗以上のステーキハウスが勢揃いしています。日本ではあまり見かけないメニューもありますのでこの機会に是非美味しいディナーをお楽しみください。
食前・カクテル
アメリカのステーキハウスには必ずバーが併設されています。予約時間までの待ち時間やカジュアルにさっとステーキを楽しむならバーでもお食事ができます。下記はステーキハウスと言えばの定番、人気ドリンク。
いつもはビールやハイボールの方もたまにはステーキハウスの定番で乾杯はいかがでしょうか。
マーティーニ (Martini)
マンハッタン (Manhattan)
オールドファッションド (Old Fashioned)
ステーキハウスはカクテルも売りの一つです。銘柄から作り方、氷の種類やグラス、混ぜるもの、混ぜ方までいろいろカスタマイズしてくれます。オールドファッションドは特に人気の一つで、テーブルサイドで作ってくれるカートサービスを提供してくれるステーキハウスもあります。
カートサービスオールドファッションドが楽しめるステーキハウスの一例
★Barry's Downtown Prime https://www.barrysdowntownprime.com/menus/#wine-list-copy-1
★CUT By Wolfgang Puck https://www.venetianlasvegas.com/dining/restaurants/cut-by-wolfgang-puck.html
前菜・アペタイザー
スターターもしくはアペタイザーとも呼ばれます。ステーキハウスの定番と言えばこちら。
どこのステーキハウスでもメニューに必ずあります。
シュリンプカクテル(Shrimp Cocktail)
ステーキタルタル (Steak Tartare)
オイスター(Oysters)
番外編:シーフードタワー
サラダやスープも良いですが、日本ではあまり食べられないジャンボシュリンプカクテルもおすすめです。また、アメリカンに人気はハマチのカルパッチョなどもありますが、やっぱりお魚のお刺身は日本の方が美味しいです。
日本では食べられないおすすめはアメリカ近辺でとれる生カキ。特にラスベガスでは西海岸に近いこともあり、オイスターで有名なシアトル周辺から仕入れるオイスターが日本の牡蠣とは違い小ぶりですが、クリーミーでとっても美味しいです。仕入れによって品ぞろえが違うので何オイスターかきいてからオーダーというスタイル。
「Kumamoto (クマモト)」オイスターがあれば是非召し上がってください!美味しいです。
番外編は「シーフードタワー」
その名も通りカニ、エビ、ホタテ、オイスターなど様々なシーフードが2重ほどのタワーのようなプレートに入ってでてきます。グループディナーの際などに頼んでみても良いですね(いいお値段しますが・・・)
スープ・サラダ
ステーキハウスの定番中の定番と言えばこちら。
フレンチオニオンスープ (French Onion Soup)
ウェッジサラダ (Wedge Salad)
シーザーサラダ (Carsar Salad)
シーザーサラダはテーブルサイドでドレッシングから作ってくれるところもあり、これも昔ながらのステーキハウスを楽しむ醍醐味。アペタイザーのステーキタルタルもテーブルサイドで混ぜてくれるレストランが多いです。
テーブルサイドシーザーサラダが楽しめるステーキハウスの一例
★Delmonico Steakhouse デルモニコステークハウス https://delmonicosteakhouse.com/
★GoldenSteer ゴールデンステア https://goldensteer.com/
ラスベガスのステーキハウスで楽しめる定番アイテムとおすすめメニュー
ステーキ
さて、メインはもちろんステーキ。おすすめはこちら。ざっくりと上から脂がのったこってりリブアイステーキ、ちょうど真ん中くらいの脂のりのニューヨークステーキ、そしてあっさりのフィレです。このほかにもラスベガスのステーキハウスにはよく神戸牛や三島牛などもあるのですが、アメリカまできたなら是非アンガスビーフを。
リブアイ(Ribeye)
リブキャップ(Ribcap) リブアイの外側にある脂肪に接する希少部位
ニューヨーク/ニューヨークストリップ(New York)
フィレ/フィレミニョン(Fillet)
番外編:トマホーク (Tomahawk)
レストランによってはお肉の種類にプラスして感想熟成させた「ドライエイジ(Dry Aged)」、骨付き・骨なしなども提供しているところが多いです。また、下記の赤枠内のようにお肉にキングクラブや牛の骨髄(ボーンマロー)を追加することも可能です。
ステーキオーダーのヒント
★ステーキを頼むとお肉だけ
ステーキだけをオーダーするとソースも何もなし、塩コショウの味付けだけで出てきます。
よってソースを好む場合はソースや付け合わせのポテトや野菜は別に注文が必要です。
★サイド(つけあわせ)はみんなでシェアが◎
お肉を頼むと「サイドはいかがですか?」ときいてくれます。
2~3人で2種類ほど再度ディッシュを頼むとよいと思います。
メニューの下の方に「SIDES」というメニューが必ずありますのでそこから1つ、2つ選びます。おススメは
グラタンポテトなどのポテト料理(Potato au gratin)
マカロニチーズ(Mac&Cheese) アメリカン料理と言えばのチーズマカロニ
クリームドスピナッチ(Creamed Spinach) ホウレンソウのクリーム煮
芽キャベツ(Broussels Sprouts)
マカロニチーズはアメリカン料理の王道。庶民の味でもあるマカロニチーズはステーキハウスのメニューだとよくトリュフ風味やロブスターが混ざってちょっと高級(笑)なマカロニチーズになって出てきます。
★ソースは大体どこも同じ
ソースは大体どのレストランも同じ。私は脂ののったジューシーなリブアイを塩コショウでいただくのが好きですが、たまにフィレを頼んだ時にはちょっとソースを頼みます。下記が一般的にあるソースです。メニューに載っていないことが多いのでウェイターさんにご注文ください。
ベアルネーズソース(Bearnaise Sauce)バター、タラゴン、白ワインのクリームソース
ペッパーコーンソース(Peppercorn Sauce)黒コショウ、ブランデーなどのソース
ボーデレーズソース(Bordelaise Sauce)赤ワインソース
さて番外編のトマホーク(Tomahawk)はあれば頼んでみるものよいですが、大きい。アメリカ先住民の斧(トマホーク)に似た形であることかが名前の由来ですがお肉の部位やリブアイ。1250グラムほどの特大リブアイといったところでしょうか。$250~280ほどするのでシェアで頼むにも最適です。
トマホークステーキがあるおすすめステーキハウスはこちら
★Smith & Wollensky スミス&ウォレンスキー
★GoldenSteer ゴールデンステア
デザート
ステーキハウスへ行くならデザートは食べる計算をしてオーダーをすることをおすすめします。
ステーキを食べ終わったころにはウェイターさんが必ず「Any room for dessert ? デザートが入る余裕はありますか?」ときいてくれますのでYESでご回答くださいね。
ステーキハウスの王道デザートはこちら。
また、メニューにはなくても「バニラアイスクリーム」は言えばあります。
クリームブリュレ(Creme Brulee)
チョコレートケーキ (Chocolate Cake)
ニューヨークチーズケーキ(New York Cheesecake )
キャロットケーキ(Carrot Cake)
ベイクドアラスカ(Baked Alaska)
バナナズフォスター(Bananas Foster)
チェリーズジュビリー(Cherries Jubilee)
上から4つはよくあるケーキですが、アメリカの伝統的なステーキハウスのデザートと言えば下の3つ。
多くの場合テーブルサイドでフランベをしてくれます。
ベイクドアラスカ(Baked Alaska) とはタルトケーキの上にメレンゲが盛り上がって乗っかったものでブランデーをかけてフランベをして出してくれます。
バナナズフォスター(Bananas Foster)バナナをブランデーでフランベしたものがバニラアイスクリームの上にかかったもの。
チェリーズジュビリー(Cherries Jubilee)はバナナズフォスターのチェリーバージョン。こちらもフランベしたシロップチェリーがどっさりバニラアイスクリームの上に載ってきます。
だんだんテーブルサイドでこの3つを出してくれる伝統的なステーキハウスが少なくなってきているので
もしメニューにあったら頼んでみてください。
これらのデザートがあるステーキハウス
★Delmonico Steakhouse デルモニコステークハウス
★GoldenSteer ゴールデンステア
食後酒
甘いものは・・という方は食後酒を。ステーキハウスでは豊富な種類の食後酒が用意されていることが多いです。
ウイスキー、ブランデーはもちろんポート、グラッパ、アマーロなど世界のデザート酒もたくさん。
ちなみに、日本のウイスキーはアメリカでも人気で、「ラスベガス価格」という場合もあり、日本とはくらべものにならない程高いことが多いです。日本ウイスキーはご帰国後にお楽しみをおすすめします。
以上、前回の「ラスベガス出張におすすめのレストラン:ステーキハウス編」に続き、今回はラスベガスのステーキハウスで楽しめる定番アイテムとおすすめメニューをお届けしました。