CESベテランが2024年自分のプランを事前シェアします。
【はじめての方必見】CESベテランがお届けするCESラスベガス2024視察ガイドで、基本情報をお伝えしましたので今回はモデルコースとして、実際に今回プリズムチームが回るコースをシェアします。
また、せっかく日本から遠いベガスまでいらっしゃったのでゲーミング業界・IT企業のローカル地元民知識を元に面白おまけプランもご紹介。
それではまいりましょう。
CES2024視察モデルコース&おまけプラン付き
初日 ラスベガス到着
着陸前、窓右側に座っている場合は飛行機の窓からストリップ(カジノ街)が見えます。よく見ると球体アリーナのスフィアも見えます。
Welcome to Las Vegas!ラスベガスへようこそ!
空港へ降り立つと目につくのがスロットマシン。空港内にスロットマシンが並ぶのはアメリカ国内ではラスベガスと同じネバダ州北部のリノ空港のみ。記念写真をどうぞ。
(昔はNo picture !と言われていましたが、最近は何も言われません。歩きながらササっと取れば大丈夫)
ラスベガス空港内でバッジピックアップ
ターミナル1、ターミナル3(ターミナル2は存在しません笑)のバッゲージクレームにCESバッジの交換所がありますのでそちらでバッジをピックアップしてください。
一件長蛇の列に見えますが、結構スイスイ進みます。会場初日よりましです。
ラスベガス空港からはウーバー、リフトがおすすめ
バッゲージクレームからエスカレーターを上がって外へ。「Ride Share ライドシェア」のサインの通り歩道橋を渡ったらエレベーターで「Level V (Valet)」に降りると到着。
降車後にアプリ内でチップを18%~20%ほどつけてあげましょう。
*ラスベガスストリップエリアのホテルは特にウーバーやリフトのライドシェアのピックアップ、ドロップオフエリアが指定されています(ピックアップとドロップオフの場所が違う場合も多い)。カジノの後ろ玄関にあるなんていう場合もあり、ライドシェアピックアップ場所を確認してから呼ぶのがベターです。
ホテル到着
ホテルにチェックインしたら疲れて寝てしまうと時差ボケになるのでそのままの勢いで近くの売店かホテル近くのドラッグストアへ行ってお水とスナック・軽食を調達。
外も室内もとても乾燥しているラスベガス、必ずのどが渇いてきますので水購入は必須です。
また、夜中にお腹が減ったり、CES周り中に食べられるシリアルバーやなどのスナックも重宝します。
到着日の夜
初日の夜は同僚の方とディナーでしょうか。アメリカで重宝されている日本のぐるなび、食べログアプリのアメリカ版は「Yelp」。「Trip Advisor」トリップアドバイザーには日本語レビューもあるので良いかもしれません。
「Open Table」で探してそのままアプリ内で予約をするのもOK。
カジノ内のちょっとしたレストランやステーハウスはOpen Table で予約がおすすめです。
CES直前の週末、期間中はとても混みますので大勢でのグループディナーを予定するのであれば日本から事前予約をおすすめします。
Tripadvisor https://www.tripadvisor.com/
Open table https://www.opentable.com/
カジノのホテル内にあるレストランであれば直接ホスト・ホステス(レストラン入り口のスタッフ)に予約をお願いするとオンラインで開いていない場合でもテーブルを用意できることもあります。
CES2024視察モデルコース&おまけプラン付き
CES1日目 1月9日(火曜日)ベネチアンエキスポ
ホテルで朝ごはんを調達したら会場へ。
頑張って徒歩で行ける距離なら徒歩がおすすめです。
ウーバーやリフトの場合は降車場所が指定されていて、会場のベネチアンエキスポの降車場所はとても混雑しますので、近隣のホテルトレジャーアイランド(TI)、ウィン(Wynn)、ハラーズ(Harrah's)で降車もありです(どちらにしても初日はどこも混みますが)
初日は10時会場ですが、もちろん定刻には向かいません。
11時過ぎ頃に向かいます。
まずは2F の会場見学 → コーヒー休憩 → 1Fの「ユリーカパーク」見学
この1Fにはフランス、イタリア、オランダ、韓国、台湾、日本、などなど各国企業集結のパビリオンもあり各国のカラーがでていて面白い。
日本はJETROさんが「ジャパンパビリオン」を出展の中で20~30社の日本の会社さんが出展。その近くにはクリエイティブビジョンさん、大阪商工会議所さんがホストで開催する「ジャパンテック」もあり。どちらもいつも大盛況。
最後は2F会場横にある「CES Innovation Award Showcase」へ出向き、今年のCES賞受賞製品の一覧展示を見て一日目終了!
お疲れ様でした。
【展示会終わりのおまけ】
スフィア
巨大球体アリーナのスフィアを近くで観たい方はベネチアンエキスポ1F(スタートアップ展示会場出てすぐ)からスフィアへと向かうブリッジがありますのでそこを歩いて進むとすぐスフィアの入り口に到着します。スフィアに入るチケットがなくともロビーエリアから外へでられるドアがあるのでそこから巨大スフィアを望むことができます。
ちょっと離れて全体を見たい方はベネチアンホテルとウィンホテルを結ぶ外の歩道橋からキレイに見えます。
お土産ゲット
ベネチアンホテル内には展示会場からエスカレーターで上へあがるとカナルショップというショッピング、レストランエリアがあります。そこに、お土産で人気の「Honolulu Cookie Company(ホノルルクッキーカンパニー)」があります。ラスベガスではなくハワイ・・ですが(実は、ラスベガスはハワイの9つめの島と言われているほどハワイからの人口が多いのです)。ハワイ以外のアメリカ本土はこのラスベガス店1店舗のみ。
ディナー&カジノ
それ以外の方はクタクタなので一旦宿泊先へ戻りとなるでしょう。
もしくはベネチアン内、もしくは近くで晩御飯となると思います。そんな時はラスベガス展示会出張におすすめのレストラン【ビジネス用途編】 こちらでご案内したレストランで美味しいアメリカンステーキを!
カジノで運試し!という方はスロットマシンやテーブルゲームであそんでみてください。
でもせっかく2,3日ラスベガスにいるので当日や翌日のアメフト(NFL)やバスケットボール(MBA)に賭けてみるのも面白いですね。カジノフロア奥に大きなテレビスクリーンが並ぶスポーツの賭けをするスポーツブック(Sportsbook) があり、その横には賭けができるキオスクが複数台並んでいますのでキオスクで賭けることができます。賭けは現金のみですので現金でキオスクでお支払いください。
CES2024視察モデルコース&おまけプラン付き
CES2日目 1月10日(水曜日)LVCC
ホテルで朝ごはんを調達したら会場へ。
今日はラスベガスコンベンションセンター(LVCC)へ向かい、1日中過ごします。先日のブログ「ラスベガス展示会出張におすすめのレストラン【ビジネス用途編】」にもありますが。LVCCの周りは何もありませんので朝はしっかり食べてきた方が良いです。
LVCCの展示は朝9時から6時。今日は1日中LVCCですので9時に行く必要はなく、10時頃ホテルをでる感じで良いと思います。9時には展示者も見学者も殺到で大混雑なのでちょっとずらしていきます。今日の順番は
セントラルホール → 休憩 → ノースホール → 休憩 → ウエストホール
朝元気なうちにメイン会場のセントラルホールへ。
セントラルホールでCESのメインでもあるサムスンやLG、ソニー、パナソニックなど各社の大型展示を見学。
セントラルホールは下記の展示がメイン。セントラルホールが一番時間がかかります。休憩をはさんで次はノースへ
Audio Video
Gaming
Metaverse
XR
そのままノースホールへ向かい、空飛ぶタクシーや自動運転などの展示を見学。
ノースホールは下記の展示がメイン
• AI | Robotics
• Digital Health
• Enterprise
• FinTech
• IoT Infrastructre
• Vehicle Tech & Advanced Mobility
このあたりでかなり疲れてきて皆さんホールの間の廊下の脇にずらーっとすわって休憩しています。
列が少なかったらこのあたりでコーヒー休憩を。
最後はウエストホール。こちらは車系テックとモビリティがメイン。
ここまでくるともうクタクタです。ウエストホールの見学が終わったら2日目終了!
【おまけ】Vegas Loop (無料テスラトンネル)
セントラルホール前、ウエストホール横に「Las Vegas Loop」というステーション(下写真)がありますのでもしセントラルホールからウエストホールまで移動したいという場合は是非テスラで地下トンネルを走り抜けるベガスループを体験してください(無料)。
また、ベガスループはLVCCコンベンションセンターからストリップ北の「リゾーツワールド」カジノホテルまで行くこともできますのでLVCCからのウーバーが混雑しているときは一旦リゾーツワールドまでベガスループで言ってそこから宿泊先まで行くのもありです。しかし、この区間は5ドルほどかかりますし・・・リゾーツワールドまであることも可能なので、歩き限界でない限りふらふら歩く方が良いかもしれません。
LVCCから帰り
ホテルシャトルバス
CES期間中無料ホテルシャトルバスが走行していますので。よっぽとお急ぎでない限りゆっくりシャトルバスでホテルまで帰るのがおすすめです。行き先によって乗り場が違いますので下記からご確認ください。
CESが無料移動手段をまとめてくれていますのでこれをプリントアウト、保存すると便利です。
モノレール
5ドルほどでモノレールを利用するのも便利です。下記のサイトに地図がありますので最寄りのホテルがあればこちらもご利用ください。
ラスベガスモノレールウェブサイト
ウーバー、リフト
ウーバー、リフトなどのライドシェアを利用する場合、LVCCからの乗り場はウエストホール、サウスホール横にしかありませんのでそこまでたどり着いてから呼んでください。
【展示会終わりのおまけ】
LVCC周辺は何もありません。よってご飯はストリップエリアに戻ってからをおすすめします。
2日目はショーなどを観に行かれるご予定も多いのではないでしょうか。
ショーを観に行かない場合は一味違うラスベガスを体験に「ダウンタウン、フリーモントストリート」エリアへ足を運んでみてください。フリーモントストリートはガイドブックでも有名(安いお土産がたくさん&人間ウォッチングができます)。
フリーモントストリートから東へ向かい地図で「Downtown Container Park」といれてそこを目指すとレストランやバーがひしめくエリアがあります。ここは地元の若者も良く訪れる人気エリア
また、ラスベガスで必須なのは同じエリア、フリーモントストリートから徒歩5分ほどにある「モブ・ミュージアム」。ゆっくり回ると2時間はかかってしまうほど内容ぎっしりのマフィアの歴史ミュージアムです。午後9時に閉館ですが、ミュージアムを見回った後は地下にある「スピークイージー」へ向かい禁酒時代の潜りバー体験を。水曜日は10時までオープンしています。
The Mob Museum ザ・モブ・ミュージアム
毎日朝9時~夜9時まで
地下のスピークイージー(バー、おつまみ)
月曜~水曜 朝11時~夜10時まで
木曜~金曜 朝11時~深夜0時まで
土曜~日曜 正午~深夜0時まで
(2024年1月11日、12日は深夜0時まで営業)
CES3日目 1月11日(木曜日)
3日目は見逃し、もう一度行きたい会場へGO。
【展示会終わりのおまけ】
お土産買い忘れた!という方や3日目は半日ちょっと時間が空いた場合は
ショッピングエリア、人気お土産で有名な定番アメリカンスーパーへ!
ストリップエリアから近い順番に
① タウンスクエア(Town Square)
アウトドアショッピングエリアで下記のお店がおすすめ。ストリップエリアからウーバーで10分
ホールフーズマーケット(Whole Foods Market)
TJマックス(TJ Maxx)
アルタ(Ulta)
トータルワイン&モア (Total Wine & More)
② サウスプレミアムアウトレット (Las Vegas Sourth Premium Outlet)
タウンスクエアを進んだ先南にあります。タウンスクエアからウーバーで5分ほど。
日本では数万円するポロ・ラルフローレンやコーチ、人気のケイトスペードなどのブランド物が
ディスカウントで購入可能
頼まれものでサウスアウトレットにないブランドの場合、ストリップの北にあるもう一つの
ノースアウトレットにある可能性がありますのでウェブサイトでチェックを。
③ トレーダージョーズ (Trader Joe's)
これはアメリカお土産と言えばの定番のお店。
近隣に2か所ありますが、ストリップエリアからウーバーで15分~20分
毎回日本へ行く際はこのお店からいろんなお土産をもっていくと大喜びされます。
ホールフーズ同様、比較的安価なお店オリジナルエコバッグが人気
以上、【CESはじめての方必見】視察モデルコース&おまけプラン付きCESモデルコースをご案内しました。
もうそろそろ今週末にでもラスベガス入りされるころでしょうか、是非お気をつけてラスベガスへいらっしゃってください!お待ちしております。
別記事【CES2024参加者必見】写真付お薬ガイド付きラスベガスでの体調管理 もご紹介していますのでぞうぞ寒いベガスと人ごみで体調をくずされないように。いざという時の為にご参考にしてください。
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プリズムでは展示会での商談や、アメリカビジネス展開のサポートを行っています。私もCES会場におりますので
ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。CES会場でのお打ち合わせも可能です!
プリズムソリューションズ(PSI)とは
テックファームホールディングスのグループ企業。プリズムソリューションズ(PSI)はビジネス支援ソリューションを提供するシステムエンジニアリング会社テックファームグループの米国現地法人です。
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