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執筆者の写真Prism ラスベガス

米ラスベガス公式格闘技「引っぱたき」

顔を思いっきり平手打ち”パワースラップ”


プロレスなどの格闘技はもちろん人気ですが、最近話題にあがっているのが顔を引っぱたく格闘技。


その名も「Power Slap(パワースラップ)」


名前の通り勢いよく顔を引っぱたく格闘技。スラップとは英語で平手打ちという意味。


私も最初テレビで耳にしたとき、冗談かとおもいましたが。これが本当。日本でも人気のアメリカの総合格闘技団体のUFCが「次はこれだ!」と開始した新しい格闘技


こちらがそのパワースラップリーグのウェブサイト(トップの映像で平手打ちの威力がわかります)アメリカではテレビ放映もされています。


斧投げやコーンホールなど以外なスポーツが公式リーグとして立ち上がっているアメリカですが、平手打ちはちょっと耳を疑いました。Again、これは本当にあるスポーツ。





気になるパワースラップのルールは?


スラップリーグは男女2つに分かれ、MMA格闘技と同じ重量クラス分け。


まずマッチは平手打ちをする側(ストライカー)、打たれる側(ディフェンダー)の二人で行われます。格闘技リングのようなリングの真ん中に円形のスタンド(2者の間の距離をキープするもの)を挟んで向かい合います。


コイントスで先攻後攻を決め、「パッシーーーーーーン!」


叩かれた方のディフェンダーは60秒以内に(お返し?)の平手打ちを打たなければなりません。


試合は3~5ラウンド


他の格闘技同様、審判が平手打ちのダメージ力、効果力、ディフェンダーのリアクションと立ち直り方をみて各選手にポイントを付与。もちろんTKOやKOもあり。


「平手打ち」というと痛そう~でおわりと思いきや、かなりの迫力のひらてうちで、そのままKOもあり。3ラウンドになると顔半分が晴れてアンパンマン状態・・・。




気合の入った「ストライカー」達


平手打ち格闘技選手のストライカー。パワースラップのウェブサイトには結構な人数が並んでいます。選手にはさまざまなニックネームがあり・・・


「One Punch (ワンパンチ)」キャリ―ス・アーチャー選手


「No Love (愛なし=容赦なし)」エマニュエル・ミュニズ選手


「The Machine (ザ・マシーン)」ジョン・デイビス選手


「The Destroyer (破壊者)」ダリウス・マタ ヴァローナ選手


そして女性の「Hungarian Hurricane(ハンガリーのハリケーン)」シーナ・バソリー選手。


写真をみてみると、UFC格闘技選手達は真剣な人相で上半身裸のごつい感じのプロフィールなのに対し、スラップリーグはやっぱり「平手打ち」の技勝負なのかみなさんサッカーのようなユニフォームをきた写真で、決して強豪そうな人相ではない人もちらほら・・・ちょっとへなっとした弱そうなイメージの方も・・・・。


妻を平手打ち、脳震盪と安全性


すごい威力で平手打ちをするパワースラップ(アメリカでは通称:スラップファイティング)ですが、現在、ネバダ・アスレチック・コミッション(ネバダ州体育競技委員会)でその安全について議論が広げられています。


リーグの説明では、ストライカーが平手打ちをする際、ディフェンダーがその威力で後ろに倒れたり、よろけたりする場合がある為、リングには各選手の後ろに2人づつ転倒防止スタッフが構えて転倒時の衝撃にそなえたりと安全性は確保しているといってはいるものの、連続の平手打ちで脳震盪をおこした選手もおり、安全性が問われています。


また、、、UFCの会長のデーナ・ホワイトが大晦日にメキシコのナイトクラブで妻と口論の末、妻を平手打ちした映像が流出・・・。安全な、平手打ち「格闘技」リーグをしきるUFCの会長が妻を平手打ちとは・・。

よくありませんね。


ちょっと信じがたいこのスラップファイティング。今後どうなるのでしょうか。





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